04/21/2014 11:22 AM ·Spoilers
蝶のように、スピアーの頭を、すっと超えたのだ。これにはスピアーも面喰って、「なっ…!?」と、驚きの表情を隠せていなかった。どうなっているんだ?ピカチュウはそのまま体勢をくるっと向きを変え、そして口にくわえていた『爆裂の種』を、2,3個ほど一気にがりっと勢いよく噛んだ。その瞬間、爆発が起こった。
04/21/2014 11:30 AM ·Spoilers
そしてだんだん視界が見えてきた。そこには若干ダメージを受け疲労しているピカチュウの姿と、ボロボロになっているスピアーの姿があった。…今のはなんだったんだ。ピカチュウが大ジャンプして、スピアーの背後で爆裂の種をかじったのだ。…こんなことになるとは、思ってもみなかった。一体何が…
04/21/2014 11:34 AM ·Spoilers
「…はあ、やっぱ3個かじると自分にも多少ダメージくるかぁ」そう疲れた声でピカチュウは言った。俺がぽかんとしていると、「ちょっと、こいつ巻き上げるの手伝って」と言われた。「は、えっと…巻き上げるって…」と混乱していたら「こいつお尋ね者なの。今逃げられちゃ私の頑張り無駄になるから早く」と言った。ああ、さっきも言っていたな、お尋ね者…名前を聞くとまあ悪いやつであるのは間違いないだろう。
04/21/2014 11:52 AM ·Spoilers
「でも良かった、スピアーがシグナルビーム打ってくれて」そう言ってピカチュウは安堵の表情を浮かべた。…え、まさか、スピアーがシグナルビームを打つようわざと仕向けたのか?俺はぎょっとした。なんでわざわざ威力の高い技なんか…「爆裂の種はかじったら爆発するけど、他にも強い威力の技とかが種に当たるとその威力相応の爆発が起こるんだよ」…もう頭がおかしくなりそうなんだが。今日1日でどれほど動かしたのか。
04/21/2014 11:58 AM ·Spoilers
だからさっき挑発するように「シグナルビームの溜める間が長い」って言ったのか。…でもその言葉を聞いてもし警戒してスピアーが別の技を打ったらどうしたのだろう。「なあ、もし別の技を…スピアーが出してきてたらどうだったんだ?」「うん、まあ私なりの賭けだったのよ。多分挑発してもこのスピアー自分の技によっぽど自信あるみたいだったし。んでカマかけたのよ、いちかばちかだったからね」…答えになってないと思うが…
04/21/2014 12:03 PM ·Spoilers
「時には実行力もいるのよ、まあもし別の技打ってきてても種はかじってたわ。探検家は運も大切なんだから」ピカチュウはそう言った。…探検家?どういうことだ?「あ、探検家って…」「ああ、あたしは探検家なの。でも本当は一緒に旅するチームの探検隊がいいんだけどね。だから今日もこうしてお尋ね者捕まえに来てたの」…いや、俺は町にも行っていないから世間一般の事をあまり理解できないんだが…
04/21/2014 12:06 PM ·Spoilers
そんなことを考えている間にもピカチュウは聞いてもいない探検隊の事を喋りだした。スピアーと戦っているときには真剣そのものだったのに、なんだ。これは…でもまあ聞いている限りでは探検隊や探検家がお尋ね者や依頼を受けてそれを実行する、というのは分かった。といっても俺には全く無縁の話なので早めに話を切ろう…その方がいいだろう。
04/21/2014 12:09 PM ·Spoilers
「あ、まあ、いや、その…お尋ね者捕まえられてよかったな。あ、お前も疲れてるみたいだし早めに帰った方がいいんじゃないか?」となるべく差し障りなくピカチュウに言った。そうすると「そうね、ってちょっとあんたロープの締め方弱すぎでしょ、これじゃあ逃げちゃうからったく…」とぶつぶつ言いだした。あまりスピアーが苦しくないようにやっておいたのに…ああ、なんかスピアーがなぜかかわいそうになってきた。何でだろう。
04/21/2014 12:12 PM ·Spoilers
ピカチュウは『これから拷問しにいきます』といわんばかりにロープをきつく締め上げ、スピアーの体に巻き取った。俺がもしスピアーだったら多分もう悶絶するだろう。うん。「まあでも流石にボロボロのままじゃあれだからオレンの実で回復させとかないとね…」驚いた。何だ、一応(失礼)良心はあったのか。良かった。
04/21/2014 12:16 PM ·Spoilers
「んじゃそろそろ戻らないと…」と言って準備をし始めた。ああ、もう疲れた。こいつらのせいで昼寝の時間が潰されたのだ。まあ別に文句を言うつもりはないが、むしろお尋ね者検挙に少し力を貸せたのだから、それはそれでまあいいか。…あと、不思議と人を助けられた自分が少し誇らしかった。そんなことを考えていたら、ピカチュウが何か考え事をしていた。
04/21/2014 12:17 PM ·Spoilers
ポケマー»問題無いんだ。ちょっと期待したのに((← あまり落ち込まないポケマーが落ち込んだ!みたいなww((← 問題無いのがなによりだけどね!
04/21/2014 12:17 PM ·Spoilers
レクイエム 第3話 呪いとレクイエム アラン「シャルロット…なぜ追われてたんだ??」シャルロット「………」アラン(……聞くラチが開かないな…まぁいい)アラン「ついたぞ…」シャルロット「………!?い…嫌!!」アラン「え???」*(2)「何だあいつ…」*(1)「確かシャルロットって言う少女だろ??」*(3)「あぁそうだ」ザワザワと周りがざわめき始めた…アラン(くそ!!こいつら…一体何を……)
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04/21/2014 12:21 PM ·Spoilers
シャルロット「!?アラン!!危ない!!」アラン「!?」ドン!!という銃声の音が町に響きわたった…???「シャルロットこの私から逃げられるとでも思っているのかい??」シャルロット「あ…い…嫌…嫌…嫌アラン、アラン、アラン」「シャルロット…来なさい…」シャルロット「あ……あ……」続く
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04/21/2014 12:27 PM ·Spoilers
何かあったのか?と思って見ていたら「うん」と頷いたかと思うとこちらを見てきた。俺にはその心理は読み取れなかった。問題でもあったのか…と思っていたがそれは大きな間違いだった。そしてピカチュウがずいずいとこちらに寄ってきた。近かったので少しどぎまぎしながら引くと「ねえ」と声を掛けられ急に鼓動が早くなるのを感じた。何かあったのか…と思ったら…
04/21/2014 12:35 PM ·Spoilers
「さっきは助けてくれてありがとう、まあ別にあれくらい止められないことはなかったけどあんまり怪我しないで済んだしね」なんだ、お礼の言葉だったのか。…なんか若干ひねくれているようだが、素直に受け取っておこう。ああ、なんかまたトラブルでもあったのかとヒヤヒヤしたが、考え過ぎだったようだ。…などど思っていたのもつかの間、そんな考えを次の言葉がぶち壊した。
04/21/2014 1:08 PM ·Spoilers
「ああ、あのさ、色々考えたんだけど…あんた、あたしと一緒に『探検隊』やってみない?」…え? それは本当に唐突だった。…は? 俺が外に出て探検隊?無理に決まっている。というか確実に俺はそういうのは向いていない。何言ってるんだ。いやというかこれまさか全部夢だったりして…ていうかそうであってほしい。いやいやいや。そうだ。断れば済むことだ。何も選択肢が「yes」だけではないのだ。そうだ。うん。
04/21/2014 1:12 PM ·Spoilers
「…俺にはそういうの無理だから、断るわ」よし、言えた。なんだ、これでいいのだ。諦めてくれるだろう、やんわり言ったしな。「いやあんたに拒否権ないから、じゃああたしの入門先のギルド行こうか」ああ、うん。選択肢すらもう無かったのか。もう泣きたくなった。「な、なんでだよ!!!俺はここでずっとゆっくりしてたいんだよ!そんな探検隊とか…やってられねえ…」「スピアー運ぶの手伝って」