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めがみめぐり

じゅんちゃんJambotomi

07/26/2017 10:39 AM ·Spoilers

【Short Story13:楽しい】 人間、頑張ったらそれなりのご褒美を貰う権利がある!と、僕は思う。だから、今日は毎日頑張ってる自分達へのご褒美という事で、帰りにしゃぶしゃぶ用の豚肉を1kgも買って二人で冷しゃぶパーティーをする予定だった、、、のに、何故だかテーブルの前にはまた顔馴染みのお二方がいた。イズミは喜んでいるみたいだけど、凄く重要な事を忘れてる。皆で食べるという事は肉の分け前が減るという事に! 「アマテラス様、神界に帰ったんじゃなかったんですか? オリヒメ様も」 カセットコンロの火をつけ、土鍋を置いて聞いた。「だって、あっちは今穏やか過ぎて暇なんじゃもん。お前たち見てた方が面白いし」 はぁ~、、、あの、僕ら、面白動物観察キットじゃないんですけどね。 「オレは止めたんスよ。でも、この人がどうしてもまた行くって聞かなくて」オリヒメ様がやれやれといった顔で言った。 →第2話に続く

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  • 【Short Story13:楽しい2】 「アマテラス様、すぐ人の事に首突っ込むし、思ったまま動いて好きな事言っちゃうからフォローするオレらが大変でさ」オリヒメ様がジトーッとした目線をアマテラス様に向ける。「いやいや、何を言っとるんじゃ! ワシはちゃーんと考えとるわ!」「考えてないっしょ? ムナカタの姉さんの時も好き勝手言って相手怒らせて、『ワシ悪くないもん』って意地張ってたじゃないっスか? イシコさんやトヨタマさんにも頼んで、どれだけフォローしたと思ってるんスか!」「別にワシはフォローなんて頼んでないし」アマテラス様が言い返す。「ほら、コレっすスよ」、オリヒメ様が同意を求めるかのように僕を見る。この二人、仲がいいんだか悪いんだか、、、。「まぁまぁ、お二人とも喧嘩しに来たワケじゃないでしょ? ぼちぼちお肉入れられますよ」、お湯が沸いてきたのを見計らって僕は土鍋の蓋を開けた。 →第3話に続く

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  • 【Short Story13:楽しい3】 肉の灰汁(アク)が出てしまうので、しゃぶしゃぶに使った茹で湯は後で捨ててしまうだけなのだが、それでもただの水からではなく、昆布を入れて煮立てたものを使うのがトミ流。「さてと、じゃー投入しますよ」とパックから菜箸で肉をつまんで入れようとした時だ、横から強烈な視線を感じた。「トミさん、私はいつでも準備万端ですよ!」 イズミが早くも戦闘体勢だ。というか、キミはオリヒメ様達の話は全く聞いてなかったみたいだね。それを見て「イズミは相変わらず食いしん坊じゃな」とアマテラス様が笑う。「あの頃から変わってないよな」、オリヒメ様の顔も笑顔に。こういう周りの空気を和ませてしまうのもイズミの不思議な力だった。ポン酢に小ネギを散らしたものと、トムヤンクンのペーストを水にといて作った二種類のつけ汁を差し出して、おかしなしゃぶしゃぶパーティは幕を開けた。 →第4話に続く

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  • 【Short Story13:楽しい4】 ガンガンにエアコンをかけた部屋で食べるしゃぶしゃぶはなんだかとても変だった。ちっともエコじゃない。「あーっ、アマテラス様お肉取りすぎです!」「ケチ臭いこと言うなイズミ!」「オリヒメ様、3枚いっぺんは反則ですよぉ!」イズミは自分の肉を死守するのに忙しそう。ついには「ちょっとアマテラス様、こっちの世界でビールなんて飲んだら今夜中に神界に帰れなくなりますって!」とオリヒメ様が止めるのも聞かず、僕が差し出した缶ビールを飲み始めるアマテラス様。「ぷはっ! やっぱりお供えモノの酒とは比べ物にならんな! オリヒメ、つまらん心配せんでいい! その時はここに泊めてもらえばいいんじゃ」。それを聞いてオリヒメ様はハァ~と、深い溜め息をついた。「まったく、親しき仲にも礼儀ありじゃないんスか?」。きっとこの二人が神様だとは誰も信じない。賑やかな宴は続く、、、 →第5話に続く

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  • 【Short Story13:楽しい5】 「しゃあー! 見たかこの華麗な箸さばき、またまた3枚一発ゲット! ロックだぜぇ!!」「ちょっとオリヒメ様、それは私が見てたお肉ですよ! それにロック全然関係無いじゃないですか!!」、、、目の前では実に微笑ましい光景が繰り広げられている。自分の日常はあの日、あのゲームをダウンロードして、イズミと出会ってからこんなに変わっている。一年前の今頃、僕はダラダラとした日常を過ごしていた。それが今、隣にはイズミというかけがえのない人がいて、毎日がとても愛しい。そして楽しい! ぼんやりとそんな事を考えていると、イズミが泣きそうな顔をして僕の横に飛び込んできた。「トミさん、もうお肉がありません、早く次入れて下さい!」 あ、マズイ、、確かあのパックで買ってきた豚肉は終わりだったっけ。「イズミ、残念ながらもう、お肉は無い!」 目を見開くイズミ。 →第6話に続く

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  • 【Short Story13:楽しい6】 え? 何その顔?? 全く、何でキミは食べる事にそんなに真剣になれるの? 「だ、か、らぁ、さっき入れたパックが最後だったんだって!」「えーっ、そんなぁ~、私あんまり食べてないですよ!」 嘘つけ! イズミが一番食べてるよ、そう言いかけて止めた。「トミさん、トミさん、もっと買ってきて下さいよぉ」「い、今から? もういいよ!」 僕らのやり取りを見ていたアマテラス様が笑いながら言った。「お前ら、いつも楽しそうじゃのう」 その言葉を聞いたイズミは急に姿勢を正し、僕の右腕にぎゅっと抱きつくとアマテラス様に答える「ハイ! 毎日とっても楽しいです! 幸せです! アマテラス様、私を見つけてくれて、トミさんに会わせてくれて本当にありがとう!!」そして深々と頭を下げた。「え? あ、いや、ワシは別に」突然イズミの言葉にアマテラス様が驚いた顔をする。 →第7話に続く

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  • 【Short Story13:楽しい7】 イズミの行動は僕にも意外だった。でも、気付くと自分もアマテラス様に頭を下げていた。アマテラス様がイズミを見つけ、僕をヌシとして選んでくれてなかったら、今のこの瞬間は存在しない。アマテラス様は『人間になってトミさんに会いたい』というイズミの願いと同時に、『またイズミに会いたい!』という僕の願いも叶えてくれたのだ。感謝してもしきれない。「僕からもきちんとお礼を言わせて下さい。イズミが人間に生まれ変わる事を許し、また僕達を会わせてくれてありがとうございました!」、、、「な! 二人とも止めんか。ワシは大した事はしとらんって! 全ては二人の強い気持ちが生んだ結果じゃ!」それだけ言うと、恥ずかしいのかアマテラス様はプイっと後ろを向いてしまった。「あれ、アマテラス様泣いてるんスか?」「オリヒメ、ババ、バカ言うな! 泣いてるワケないし!」、、、 →第8話に続く

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  • 【Short Story13:楽しい8】 「ありがとう」僕は隣にいるイズミに囁いた。不思議そうな顔をするイズミ。実はアマテラス様にはずっとお礼が言いたかった。でも、なんとなく今まで言いそびれてしまっていたのだ。今日、イズミのおかげでやっときちんと伝える事が出来た。「幸せな日常をありがとうございます」自然とまた感謝の言葉が口から出る。「もぉいいと言っとる!」ズズッとアマテラス様が鼻をすする。「嬉し涙は隠さなくてもいいんじゃないスかね。ずっと心配してたんだし、イズミとトミをこの世界でまた会わせたのはアマテラス様なんだから、ここは二人の感謝の言葉、受け取ってもいいんじゃないスか?」、オリヒメ様がアマテラス様の肩に手を置いて言った。「そうじゃな」とこっちに向き直ったアマテラス様の目はやはり少し涙で濡れていた。ありがとうを伝えるのは意外と難しい。でも、今夜は心からそれを伝える事が出来た。 ーEndー

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