Drawings

niconico community

*† コハク †*van.roob

04/24/2017 7:56 AM ·Spoilers

Advertisement

Comment

This post has no comments.

  • 「チィッ………ッラァ!」  人間の里から離れたところにある樹海。そこに響くのは剣戟の音。そしてそこにあるのは二人の影だ。  一人は女性のものだ。その手には斧を持っている。しかし先程からその斧は使うことなく。もう一つの影からの攻撃を軽々とかわしている。  そしてもう一つの影は少年のものだ。その手にあるのは骨を削ったような歪な形の剣だった。 「なぁ~、もうバテたんか~?」 「ンなわけねェだろうがッ!」  少年は再び女性へと斬りかかる。しかし女性は難なく避けてしまう。そのような事を何度か繰り返したとき。 「ん~もう終いにせぇへん、希狼?うちもう疲れたわ~」  女性は少年、希狼にそう言うと答えも聞かずに歩き出してしまう。 「チッ…わかったよ。クソッ!今日もかすりもしなかったッ!」  希狼は悪態をつきながら樹海を後にした。

    Yeahs1
    Played
  •  ~人間の里外れ・廃屋~  先程まで樹海で戦っていたのが嘘のように、希狼と女性は廃屋に帰るなりぐでっていた。 「なぁんで当たんねェかな…俺だってマジでやってんのによォ」 「ははは~ただ剣振るだけじゃあ無理やね~♪ちゃんと動きを見とかんとなぁ」 「動きィ?はぁ…性にあわねェんだよな。そーゆーのはよぉ」  そんな会話を廃屋で寝転びながら希狼と。その師匠である女性、シュリン・レイヴンはしていた。 「あ!そーいやね?朝人間の里行った時にさぁ男の子が一人森に行ってから帰ってこないんやって言っとったで?」  唐突にシュリンがそんなことを言い出した。 「ハァ!?ンなこと何で今言うんだよッ!」  希狼は慌てる。なんせ本当に今初めて聞いたのだから。当然だろう。 「へ?だって修行が遅れるし…聞かれへんかったし?」 「普通「今は人間の里で行方不明な子どもいますか?」なんてこと聞かねェだろうがッ!」

    Yeahs0
    Played
  •  希狼はそう言うと森へと向かうため、廃屋を出ていく。その時 「あ!そやそや、なんかな?最近ならず者ちゅーんかな?そんな奴等がおるらしいで。まぁ何にしてもや……気ぃつけてな?」  シュリンのその言葉は、気だるげだが…確かに心配していた。だから… 「ハッ!言われなくても…アンタを越えるまではぜってェにくだばんねェから心配すんじゃねェよ」  そういい廃屋を出て森へと急いだ。

    Yeahs0
    Played
  •  ~人間の里・外れの森~  森にたどり着いたはいいが、森広くどこから探すべきなのか。それさえもわからない。 「とりあえず…白み潰しに探してみるか」  森の全体の半分は探しただろうか、それでも男の子は見つからない。 「いねェな。まぁ、聞いたのも朝だしもう帰ったってのもあり得なくはないが……一応探すとするか」  その時。 「オイオイ。何処行こうってんだ?クソガキィ」  声が聞こえた方へ向かう。そこには6歳ほどの男の子と、その子を囲むようにして30人程の男共がいた。誰の目から見ても悪人なのは明らかだった。 「…お、おじさんたち…どいて…よ」 「ァア?何つったよ。もういっぺん言ってみな?」 「言えるもんなら……なッ!」 「ウッ……」  男の一人が男の子を蹴り飛ばした。その瞬間。希狼は走り出していた。 「オイ、てめェら…なにしてんだ」

    Yeahs0
    Played
  • 「ア?誰だお前」  男共の中でも体格のいい男が威圧してくる。もっともそんなのに怯えたりはしないが。 「俺が誰だろうといいだろォが。それよりも…てめェらこそそのガキになにしてんだ」 「何だっていいだろぉ?ただ遊んでやってただけさ…なぁ、クソガキィ?」  男は男の子の髪を掴み。無理矢理顔を上げさせ、そう問いかけた。 (…ンなことしてる時点で遊んでるわけねェだろォが)  希狼がそう思い、口を開こうとした。その時。 「…おじさん達なんて…僕を、いじめてるだけだけ…だよ。た…たす、助け…て」  男の子は消え入りそうな程小さな声で。だが、はっきりと言った。『助けて』と。なら迷うことはなに一つない。 「よく言えたな。さァて、ガキが違うってんだから…容赦しねェぞ」 「チッ!このクソガキがァ!お前ら威勢がいいこのガキを切り刻んでやれェ!」  男は手下達にそう言う。手下達もその指示に従い各々の得物を手にする。

    Yeahs0
    Played
  • 「こりゃァならず者ってんじゃすまねェな」 「何をゴチャゴチャ言ってやがる!お前ら、やっちまえ!」  男共が斬りかかってくる。28人…か。 「くだらねェな」  希狼はそう吐き捨てると襲ってきた28人の男達を殴り飛ばした。 「なッ…!?」  残されたリーダー格の男は絶句している。それもそうだろう。武器を持った28人の手下が素手で倒されたのだから。それも一瞬のうちに。 「さァ、てめェはどうすンだ…まだ、やるのか?」  男は自分へ向けられた確かな殺意を感じた。相手はただのガキではない。素手で手下全員を倒すような化け物だ。故に。 「クソ……わかった。手を引こうじゃねえか。」  男は逃げることを選んだ。それはそうだろう。自ら命を落とすような行動はとる意味がないのだから。  男も去り。希狼は男の子へと歩み寄る。 「よぉ、大丈夫だったか?」 「…うん、大丈夫だよ。まだちょっと痛いけど…」

    Yeahs0
    Played
  • 「蹴られたとこが痛むのか?」  男の子は『うん』と言う。 「しゃあねぇな。俺の師匠に見てもらえよ。何だかんだ言っても怪我は治してくれるだろうしな。ほらおぶってやるよ」  希狼がしゃがむと男の子は背中に乗る。 「そういや、お前名前は何なんだ?」 「コハク…睡蓮琥珀」 「琥珀か。いい名前だな!しゃッ行くとするか」  男の子を、琥珀をつれ師匠のいる帰ろうと歩き出す。  その瞬間。  足元を狙い弾幕が放たれた。

    Yeahs0
    Played
  •  弾幕が放たれた方向を見れば、そこには白黒の服を着て。ホウキを持った。いかにもな魔法使いがいた。 「俺もいそいでんだ。遊び相手が欲しいなら他を当たってくれ」 「いや。私はその子どもに用があるんだ。だからおいていってくれないか。手荒な真似はしたくないしな!」  目の前にいる少女は琥珀に用があると言っている。ならさっきの奴等の仲間?仲間だという確証はないが。その逆もしかり。なら確認するのが一番早いか。 「なぁ、ちょっといい__」 「おっと!そうはいかないぜ!」  少女はそう言うと希狼めがけて弾幕を放つ。話を聞くつもりはないらしい。もし、琥珀を探していて俺が連れ去ろうとしていると勘違いをしているならその誤解はとかなくてはならない。まあ、どちらにせよ一度大人しくさせる必要があるのは確かだ。

    Yeahs0
    Played
  •  魔法使いは再度弾幕を放つ。  希狼は危なげなくそれをかわす。しかし相手は空から自分を狙っている。走って逃げれば格好の的となってしまう。 (あんまり気は乗らねぇけど…仕方ねえな) 「おい琥珀。お前は木の影に隠れてな。心配すんな、守ってやるからよ」  俺はそういうと琥珀を下ろし、剣を手にする。 「魔法使いさんよぉ。用があるなら早くいってもらえねぇか?」 「その手には乗らないぜ!早く子どもを返すんだぜ!」  やはり。完全に勘違いされている。だがどうする。誤解をとこうにも話を聞いてくれそうにない。一体どうすればいいのやら…

    Yeahs0
    Played
  •  俺がどうしたもんかと悩んでいると。 「ねえ、魔法使いさん…そのお兄ちゃんは…悪い人じゃないよ?僕を助けてくれたんだ…」  琥珀が俺のことを敵じゃないと魔法使いに伝える。 「へ………?」  おい。なんてアホ面してんだよ、魔法使い。『え、マジで?』みたいな目で俺を見るな。まぁ、仕方なく説明をしてやる。 「___とまぁ、こんな感じだな。で…言うことは?」 「すまなかったんだぜ……」  魔法使いは本当に申し訳なさそうに頭を下げる。 「まぁ、分かってくれたらいいんだよ。ところで…お前の名前は何なんだ?」 「私は霧雨魔理沙だぜ!」  魔理沙は自信たっぷりに自分の名を名乗った。仮にもついさっきまで人に弾幕放ったのをわびてたんだけどな… 「俺は夢幻希狼だ」  自己紹介も程ほどに俺達は琥珀をつれて師匠のまつ廃屋へと帰ったのだった。

    Yeahs0
    Played
  •  ~人間の里外れ・廃屋~ 「ほへ~この坊っちゃんがねぇ。ま!怪我も酷くはないし大丈夫やで」  シュリンは琥珀を看たあと、笑顔でそう言った。 「ところで…その黒い子は誰なん?は!もしかして…彼女さん?」 「ッ!?馬鹿なこと言うんじゃねぇよ!」 「そ、そうだぜ!何をどうみたらそう見えるのか教えてもらいたいもんだぜ!」 「本気にして~二人とも可愛えなぁ♪」  帰ってきたはいいが。完全にシュリンに遊ばれていた。 「あ、そや!なんやったらこれから空いとる時でええねんけどな?黒い子に希狼の修行相手になってもらえばええやん!」  また訳の分からないことを言い出す始末。しかし一度言い出したら聞かないのは、嫌と言うほど知っている。  俺は魔理沙は顔を見合わせ、どちらともなく苦笑いするのだった。

    Yeahs0
    Played
  •  ~あとがき~ 8話かけた~! 希狼「内容が決まってないくせにかきはじめたもんな」 シュリン「結果としては?こんなに遅ぅなってしもうたんやけどねぇ」 うぅ、面目ないです…… 希狼「まぁ、次の話は内容を考えてからかきはじめような?」 シュリン「せやね~」 そうだね……あ、そういえばさ?シュリンさんって見た目は若そうですけど。実は緋夜さん(7話登場)と同いどs(( シュリン「さぁて。次回予告でもしよか~」 希狼「(こ、怖えな………)」

    Yeahs0
    Played
  •  ~次回予告~ 希狼「やっと俺が登場したなぁ。ここまでの道のりは長かったと思うよ…」 次回【家族】 希狼「姉貴やおふくろ、刀華に久々に会いたいもんだな…」

    Yeahs0
    Played

Add a Comment

You must sign in to post a comment.

Sign in using a Nintendo Network ID to connect to users around the world by writing posts and comments and by giving Yeahs to other people's posts. You can create a Nintendo Network ID using your Wii U console or your system in the Nintendo 3DS family.

Use of Miiverse Details about Miiverse

Report Violation to Miiverse Administrators

You are about to report a post with content which violates the Miiverse Code of Conduct. This report will be sent to Nintendo's Miiverse administrators and not to the creator of the post.

Violation Type:

Post ID: 3DB-NBL7-EJ9-9E36-FZ9-PKUU

Report Violation to Miiverse Administrators

You cannot report posts made automatically by a software title.

Edit Post

Select an action: