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はいいろのあめ

Spoilers · 08/11/2017 4:00 PM

さよなら。愛しいあなた。笑って欲しくて、頬を濡らしてそう言った。 白百合の花束を抱え、意味もなく振り返って街を見下ろした。いつもと変わらない街並みに心を置いてきぼりにしたみたいに、しばらく眺めて厭きた。空っぽの感情がいつか満たされたなら、純粋無垢なあの日のように悩めるだろうか。 「あっ」 「おっと」 はっきりしない思考の海に溺れて前が見えていなかったのか、辺りが暗いせいか、人影にぶつかってしまった。 「悪い、大丈夫か?って、お前さんか」 「あ…Sans。こんばんは」 「ああ。こんな遅くまで仕事か?」 「うん。配達で」 「そうか。夜だし気を付けろよ」 「ありがとう」 ぶつかったのは小柄な骸骨の知り合いだった。モンスターが地上に出てきてから14年ほど経った今、モンスターが地上で暮らすのは珍しくなく、多種多様なモンスターが地上で働き暮らしている。

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